走れ!東京ハイヤーマン 

まだまだ、知らないことが多すぎる

朝方通勤時間に甲州街道を新宿方面に走っていたら
後方からスーツを着た男が三輪のスクーターにまたがり、さっそうと登場
次々に乗用車を追い抜いて行きます。

おいおい
ノーヘルで大丈夫なのか
つかまるぞ

特に井の頭通りと交差する松原交差点から西参道の間では
ほぼ毎日といっていいほど白バイが出没し
特に二輪車が何を違反したのか
捕まって切符を切られている場面によく出くわします。

あいつも時間の問題だな・・・

ところが
それから1月ほど経ったでしょうか
ちょうど首都高4号線の下と環八が交差する中の橋交差点で
信号待ちしようとしたら、私の前方に三輪車にまたがる親父が現れました。

30度を超す暑い日で、そのおやじもノーヘルです。

あれ?
もしかして・・・と思い
グーグル先生に 「三輪車 ノーヘル」とキーワードを入れて検索をかけると

なあんだ、三輪車は二輪車と違い
ノーヘルで乗れることがわかりました。

そんなこと知らなかったの?
と言われそうですが、恥ずかしながら初めて知った事実です。

最近ヤマハから前輪が二つある三輪車が登場し、宣伝してますよね。

tricity.jpg
トリシティ

あれってどうなんですかね
と、これまた調べたら
あれはダメなんだというのです。

三輪車と二輪車の線引き

じゃあ、三輪車と二輪車の線引きはどうなっているのかというと
これが意外とややこしく、どうも排気量と後輪部分の構造に規定基準があるということがわかりました。

●ジャイロは、車両は「原動機付自転車」免許は「原付免許以上」、よってヘルメット必要

●ジャイロのミニカー仕様は、車両は「ミニカー」免許は「普通免許」、よってヘルメット不要
●トライクは、車両は「側車付軽二輪・側車付小型二輪」免許は「普通免許」、よってヘルメット不要

3輪なら全てヘルメット不要という訳ではない。

なんだって

ただ、自己防衛の観点からすれば、
やはりヘルメット着用が望ましいでしょうね。

でも夏の猛暑の中なら、ノーヘルで走りたいですよね。
我々ハイヤーマンは
エアコンの効きの良い車の中に常にいるためか
気温の上がり下がりは、お客様との話のタネになっても
実際あまり気にしないのですけど・・・

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