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警察から届いた通知
ようやく傷が癒えたのでお伝えしようと思います。
ゴールデンウイーク明けの話、コロナの影響も重なり、数日これといった稼働がないことから、
普段、
「電話ですいません。警察署から通知が来ているんですけど・・・」
私の出方を伺うように静かな、
「はあ??」
唐突な要件をすぐに飲み込めず、生返事で答えると、
「どうも速度超過で取り締まりの対象になったようなんですけど・
ようやく相手の言ってる意味がわかったと同時に、即座に頭の中の記憶をたどって見たのですが、速度超過するほどの運転をした記憶がないので返事に窮していると、さらに秘書は続けて
「5月1日の土曜日って、
ああ、そうそう思い出した、思い出した、
その日はゴールデンウィークに入るところで、車を会社の車庫に移動させよう
後ほど警察署から送られてきたという通知を受け取って、
取り締まりを受けた場所は千代田区隼町
速度超過をした道路は片側1車線の、
そして、なんと制限時速30キロでした。
平日であれば、結構な車や人の往来があって、
何度か通っている道ですが、
5月1日、あの日はゴールデンウイーク中で、しかも緊急事態宣言下、車も人もほぼない道になっていたという記憶はかすかにある。
普段よく利用している道であれば別ですが、
そんなところで、時速30キロ道路という認識がないあまり、
通知には罰金や点数などが記載されていなかったので、
電話に出た担当者の開口一番は
「フラッシュに気がつきませんでしたか?」
午前中の明るい場所で、
もしや、あの通りにオービスがあるということは・・・
電話の相手に、速度検知器というのは、移動式のオービスですか?と聞いてみると、間髪入れずに、「そうです」と返事が返ってきました。
そしてダメを押すように
「速度超過が26キロ、あなたは56キロで走行していたという記録が残っています。」と告げられました。
「点数と罰金はどうなりますか?」
「減点切符を切られて3点です。罰金は18,000円になります」
「何? 18,000円ですか?」・・・思わず口から漏れてしまいました。
自分が意識的に何かアクセルを踏み込んでオービスに引っかかったのなら諦めもつきますが、ひどい、ひどすぎる・・・
思いもしない出費、
営業所に報告する
今回のようにオービスによって検知され取り締まりの対象になると、
あの道路を通った記憶は頭に残っていたし、
そんなことより18000円ってなんなんだ・・・・
普通罰金取るならせめて5、6千円だろうに
妻の顔が目に浮かんで、一層気持ちが重くなりました。
営業所にも連絡を入れて事情を話すと、
事故やクレームと違う、
しかもつい最近同じ場所でこのオービスの罠にかかった乗務員がい
なんなんだ、情報を共有してくれれば、気をつけてたのに
警察署出頭
改めてその書類に記載された日時に出頭すると、署内の
そこにいた担当らしき婦人警官が、ことの経緯を供述書として記録するからと、
当日の経緯を説明しろと言われても、問題の道を走った記憶はあっても、26キロオーバーするほど速度を出した記憶がないから、その時の状況そのままを伝えました。
だいたい、排気量の大きい車はちょっとアクセルを踏み込んだだけで60キロはすぐに出る。しかもスピード感がないので、30キロ制限の道はしっかり意識しないと速度超過してしまうものです。
ちなみに、担当警官があの道路について以下のような話していました。
あの通りは国道246号と青山通りに抜ける、
普通、高速道路にあるような固定式的では、速度超過取り締まりを告げる看板がそれとなく立っているものです。これはドライバーに、まるで獲物を捕る罠のように、わからないように設置していると思わせないような警察の配慮を感じます。
ところが、移動式オービスは、それに対する警告やお知らせはないというのです。正確な設置場所は知らせない
麹町警察署管内 重点取締場所
速度違反で捕まったのは初めて
過去、信号無視や進入禁止、右折禁止の場所に車を突っ込み、
経験者だったらわかるでしょうが、見せられた写真は白黒でしたが、車のナンバープレートの文字も顔も実に鮮明に映し出されていたの
あなた本人間違いありませんか?と聞かれるまでもなく、本人、私だった・・・
警察は、証拠写真を本人が実際に見て認定することで違反が成立するわけですね。
そして、「ここにサインをしてください」と、準備された書類にサインそして捺印を
これで反則切符3点、違反金18000円が確定
約40分位で全ての取り調べと手続きを終えて警察署を後にしまし
ただ、時速30キロあるいは40キロの速度制限がある道路では、歩行者や近隣の飛び出し等の注意を払うのは言うまでもありません
特に今、秋の全国交通安全運動中です【令和3年9月21日(火曜)から同月30日(木曜)までの10日間】東京では世界一の交通安全都市TOKYOを目指して交通課は気合いをいれていることでしょう。
えっ? 罰金はどうなったかですか?
へそくりで払えればよかったのですが、額が額だけに今回ばかりは妻に正直に事情を話しました。そして頭を深々と下げて反則金の払い込み用紙を手渡しましたよ。
人の不幸は蜜の味、笑ってやってください。