目 次
高速道路のランプ(出入口)やジャンクションと言われる合流ポイントでいつも感じることなんですが、
渋滞を作り出す原因となっていることは明らかなのに、ほとんどのドライバーはなるべく減速せずにスムーズに合流する方法を知らないということです。
皆さんはどのような要領で本線に合流していますか。
その時その時の車の流れや車間をみながら臨機応変に自車を本線にすべりこませればよい
と考えている方がほとんどではないかと思います。
もちろん、それは仕方がない話。
というのも、教習所では高速道路の走行は経験しても合流の仕方までは教わらなかったからです。
それは仕事でハンドルを握るようになった際の研修でも同様でした。
ですから、
基本がわからないので、みんな適当にタイミングを見て合流していることになるわけです。
渋滞を引き起こしている合流ポイント
首都高で渋滞を引き起こしている合流ポイントといえば、都心環状線の
●一橋ジャンクション
●竹橋ジャンクション
特に竹橋ジャンクションの5号線から一橋ランプ方面に分岐し都心環状線に合流するところ
中央環状線は、4号線下りに合流する西新宿ジャンクション
合流のための減速から渋滞になるケースの多いところです。
また、4号線上り、永福ランプも料金所を抜けて本線に合流するところは朝の通勤時間においていつも渋滞となる箇所です。
レインボーブリッチを渡り、高速湾岸線羽田空港方面に長いスロープをおりながら3車線ある本線に合流する箇所でも、本線渋滞時に自車を合流させるときには長い車の列ができてしまいます。
よく見かける合流のやり方
不慣れな一般ドライバーは合流地点で本線が激しい渋滞に見舞われていると
流れが遅いために右ウインカーを出しながら、なるべく早い段階で右にハンドルを切って、渋滞している本線に合流しようとします。
そうすると、本線の車は横から合流してくる車を歓迎するどころか、敢えて入れさせまいと車間を詰めてくる傾向があるのです。
本線を走っていると自分も無意識にやってしまうのですが、これは、車の流れを止めたくない。無駄にブレーキを踏みたくないといった気持ちにさせられるから不思議ですね。
意地悪なドライバーだと、敢えて急加速して車間を詰めてくるので、気をつけなければなりません。
さて、本線を走る車の方はそんな心理が働いていますから、合流しようとする方は自ずとブレーキを踏む羽目になり、時折停止すらしてしまいます。
そして、それに合わせて後続車も次々に停車させられるので、これが渋滞をさらに激しくさせてしまう要因となっているのです。
流れを止めずに合流する方法
では、なるべく流れに乗って本線に上手に合流する方法はあるのでしょうか。
それがあるんです。
色々と検証してみた結果、自分が走る車線がいよいよなくなっていく
いわゆるデルタ地点の突先まで、
すなわち自分の走る道路が前方より無くなっていく合流地点の最先端まで車を走らせていき合流するのです。
本線がすいている場合はもちろんすぐにでも合流できればそれに越したことはありませんが
本線の車の量が多い、いわゆる渋滞時に、のろのろと車が流れているときには効果はてき面です。
合流地点で命一杯突先まで車を走らせて合流するのです。
騙されたと思ってやってみて下さい。
実際に試してみるとわかりますが、一つの流れの中で、まるで後ろから押されていくように本線の流れが自車を吸い込んでくれるという現象が起きます。
本線側の車も、突先にいる車をいれまいと意地悪するように車間を敢えて詰めてくる車があまり見受けられないのが不思議なほどスムーズに合流できるのです。
勇気のいるやりかた
ところが、この方法が正しいとわかっていても、常に同じやり方で合流するのには結構勇気がいります。
もし、合流させてくれなかったらどうしよう・・・と時折不安になることがあるからなのです。
突先のところで立ち往生してしまったら、、、
自車を停止させることで、後続車に迷惑がかかるのではないかという無言のプレッシャーが襲い掛かってくる
また、何か気恥ずかしさ、みっともなさも感じる・・
でも、別に大したことになりません。
その突先で停止して合流の機会を伺えばいいだけの話。
後続車からせかされているような勝手な思い込みのために、急いで合流しようとすると、かえって本線の流れの中に入れてもらえず、渋滞をさらに激しくさせてしまう結果になるのです。
ファスナーの原理と似ている
このデルタ地点の突先まで車を進めて合流する方法は、まるでジャンバーのファスナーが閉まっていくような様子に似ているので、「ファスナー合流法」と名付けました。
ぜひ皆さんも高速道路での合流時にこの「ファスナー合流法」を試してみて下さい。
★試された方は感想をコメント欄に記入して送ってくださると嬉しいです。
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