どんな仕事でもそうでしょうが、
段々と経験を積むと余裕も生まれ、自分の思い描いた通りの仕事ができるようになりますよね。
私は都内の地理に疎かったため、ハイヤー乗務員になりたての頃は、ある程度地理の知識がついたら仕事が面白くなるにちがいないと思っていました。
確かに年数を重ねれば都内の主要なところや位置関係などが頭にインプットされて自分の地図が頭の中にできてくるにつれて気持ちに余裕が生まれ、仕事がしやすくなりました。
また、乗車されたお客様とのコミュニケーションも運転に余裕が生まれるにつれて上達していく自分がわかるようになってきます。そうなると、もっと自分を高めてレベルの高い仕事がやりたいという思いにもなりました。
ところで、そういう段階に至るまでには、実際、数知れない失敗を繰り返していることをご存知でしょうか。
ところが、そういった失敗談を同僚と話すことはちょっと恥ずかしくて実際できないし、自分が新人であるうちはまだしも、ある程度経験を積んだ立場で見っともない失敗をしでかすことがあって、なおさら口外できないことから、いわゆる「お蔵入り」しているのです。
本当はそういった’お蔵入りの失敗’の数々を取りだしてお互いにシェアできれば、勉強になりますし、さらには気持ちもすっきりとするのでしょうが、現実的にはなかなか難しいので、このブログのカテゴリーの一つに「失敗から学ぶ」を設けました。
ここでこっそりと私や、私が見聞きした同僚たちの実際にしでかした恥ずかしい失敗の数々をご紹介したいと思います
これからハイヤー乗務員になろうと思っている方や
ハイヤー乗務員になりたての新人の方々の仕事の参考になれば幸いだと思っています。