テレビ局の仕事

車庫番をやっていると時折テレビ局の仕事に回されます。
車を営業所から持ち込む場合と、局の車両を使用する所謂派遣の場合とで分けられるのです。セダンを使用する場合はもっぱら局の役員や番組出演者を乗せる仕事。ワゴンタイプの車に乗る場合は、ロケのスタッフを乗せる仕事になり、その時々によって変わります。

実際テレビ局で仕事をしてみますと、普段テレビで華々しく活躍する人たちの影で実に多くのスタッフたちが番組制作に携わっていてることを目の当たりにします。特に女性がスタッフで活躍しているのには驚きました。制作現場での対応や出演者のエスコートなど男性にない細やかな配慮ができるからでしょうね。

業界は体育会系の雰囲気

おはようございます!

乗り込んでくる局の人たちはみな挨拶がしっかりできていて気持ちが良いですね。先輩後輩の上下関係も結構厳しいようで、いわゆる体育会系なんです。ですから、こちらもはきはきとした対応をしないと最悪「出禁」勧告が出される場合もあります。使えないやつをよこすなということです。

どんな派遣先でもそうですが、何よりも意思疎通がしっかりとなされていないと必ず何かしら問題が起きます。現地スタッフとの密なコミュニケーションは積極的に働きかけることが大切です。指示されるまで動かないようではだめで、目的地の確認、時間など、その時々に臨機応変に柔軟な姿勢で臨まなければならいません。

ロケバスを担当する場合はADさんとなるべく緊密なやり取りをすべきです。これがうまくいかないと、最悪の場合、番組に穴をあけることになりかねません。

いつもは背広にネクタイ姿ですが、普段着に着替えて仕事ができる分、気持ちは楽です。でも責任は同じように大きいのです。
だからハイヤー会社を局が使うんですね。

納得!!

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