ハイヤー会社には宿泊施設がある

タコ部屋 という言葉を知っている人は最近ではいないでしょうね。

朝早くから夜遅くまで肉体労働を強いられる
その労働者を「タコ」と呼び、そのタコが宿泊する部屋を「タコ部屋」と呼んだといいます。
主に北海道の炭鉱労働者のことであるとなっています。

なぜ「タコ」と呼ぶようになったのか
その語源はいくつかあるようで,
たこ(鮹)のように最後は自分の足を食べてしまうほど
劣悪な環境で働く労働者
他の地域から雇われたということで
「他雇(たこ)」と呼ばれるようになったとか、などというものです。

ハイヤーも朝早くから稼働し、業務が深夜に及ぶこともしばしばですから、
仕事がもしも重労働だったら、まさにドライバーは「タコ」になり
宿泊施設は「タコ部屋」と化してしまったことでしょう

でも、仕事としてハイヤーを考えている人はご安心ください。
ハイヤー会社の労働環境はとても良いのです。

そもそも仕事は重労働ではありません。高級車を使用しているのですから、
車内空間は最高です。

まず、普通の車よりも運転が格段に楽ちんです。
そして、車内はオールシーズン快適な温度に設定されます。
ナビもCDもDVDも、そしてワンセグでテレビも視聴可能です。

ヘタすると自分の家のオーディオ環境よりも良かったりします。
仕事が深夜に及んでも、宿泊施設は冷暖房完備
独身の人などは、会社に一週間以上泊まりこんで仕事をする人も少なくありません。

困るのはちょっと繊細な人でしょう。
枕が変わると寝れないとか、他人のいびきが気になる人は「タコ部屋」的環境になるかもしれません。
その点を除けば、衛生面でも随分と配慮され
枕カバーやシーツ、布団カバーは自分が使う時に新しくできるように整備されています。

ただ、男性しかいない職場ですから、面倒がってそのままベットに潜り込む人がいることが気になるところですが…。

ベットはパイプ製の二段ベット。いつ行っても中は光が入り込まないように暗幕で覆われ真っ暗です。
人によって寝る時間帯が違うので、太陽光線は一切入りません。
私の営業所では地下に宿泊施設がありました。

このような宿泊施設が完備されているので、会社はお客様のあらゆるニーズに応えることができるのです。
だからドライバーも安心して仕事ができるのではないでしょうか。

 


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