どこの会社も同業他社間においての力の関係があります。
会社の規模の大きさ、ブランドのように名が通っていて、お客様から信頼を勝ち取っている会社は、景気に大きく左右されずに仕事が入ってきます。ハイヤー会社も同じですね。
それから、最近はインターネットで検索して注文を入れる人が増えていることから、検索エンジン対策を施している会社は問い合わせが集中するという現象が出ています。
たとえばヤフーで「ハイヤー」で検索をすると
上から四段が広告、その次にウィキペディア
そのあとから日本交通、国際自動車、帝都、MKタクシーと出てきます。
検索して1ページないし2ページ目までに自社のサイトが現れてこないと、ホームページはないも同然。
会社の存在を示すことができません。
これらを見ると、アンテナの高い会社ほど今の時代にマッチした営業戦略を敷いていることがわかります。
大手と中小の関係
ハイヤーの場合、仕事が増えるのはよいのですが、乗務員数、車の保有台数、車種が限られているので、注文が入っても自社で処理しきれない場合、お客様をお断りするようになります。
特に新規のお客様はそう頻繁に問い合わせてくるわけではないので、取りこぼしないように、いったん注文を受けておいて、他社にその仕事を振るなんてこともあります。
これができるのは大手の会社ですが、それはちょうど建設会社のように大手と下請けといった構造がハイタク業界にもあることがわかります。
ですから、仕事を振られた中小の会社は自分たちの会社を名乗れずに、仕事を分けてくれた会社名でお客様に対応することもしばしばです。
営業サイドはそれでも会社の売り上げに関係するので、なんでも仕事がくれば受け入れるわけですが、乗務員当事者は、そういった下請けの仕事が続くと、ついつい口に出るのは
「うちの営業は遊んでるんか?」
「屈辱だ、やってられねぇ!」
なんて言って、所長にかみつく気概のある乗務員はさすがにいませんが、やはり、いくら実入りと関係するといっても気持ちよいものではありませんね。
これから、さらに大手と中小の力の差が歴然としていきそうです。
あなたの会社は大丈夫?
大きなお世話ですか?
東京ハイヤーマンは○位?
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