道路地図をほとんど使わなくなりました

夕方、新宿で2時間ほど待機することになりました。

さて、今日はどうするか・・

とにもかくにもトイレで用を足すことが先決だな・・とそう思ったのですが、近くにコンビニらしきところもなく、ナビの画面上に新宿中央公園の緑地帯が目にはいったので、あそこなら公衆トイレがあるし路駐もできると、ハンドルを切り返しました。

IMG_5125.PNG

以前この公園の公衆トイレを利用したことがあったのですが、かなり前の話でトイレの位置の記憶があいまいで、これじゃ広い公園内を右往左往することになると一旦車を路肩に止めたのです。

そして、場所を確認するためにスマホに手を伸ばそうとして、その手が止まりました。

そうだ、グーグルマップでは公園のトイレの位置まではわからなかったんだ。こればかりは道路地図をみなくちゃな。

ひとりでぶつくさ言いながらドアポケットに突っ込んである道路地図を引っ張り出しました。

この時、久方ぶりに道路地図のページをめくる自分に気が付いたのです。

道路地図を使わなくなった

かつて毎年購入していた道路地図
しかし今、私が手にしている地図は2013年度版。かれこれ3年も前になる。

どうして地図を買わなくなったのかはお分かりですね。
原因は、スマホの地図検索アプリの機能が
私の中では、道路地図はもう必要ない・・
そう言いきれるレベルに到達してしまったからなのです。

入社したての頃は地図とにらめっこしながら、ボロボロになるまでページをめくりめくっていた日々が懐かしくなります。

5年くらい前(2010年ころ)までは地図とネット検索を併用していました。特にわからなかったのは右折禁止や回転禁止のところ。

ところがここ数年で、私の愛用するアプリ「グーグルマップ」ではストリートビュー機能の登場とその操作性の飛躍的向上によって
都内であれば目的地の建物、出入り口、周辺の建物などを瞬時に画像で確認できるのはもちろんのこと、一方通行、右折の可否もグーグルアースによる航空写真を通して、道路上に記された車線によってわかりますし、Uターンができるかどうかなども交差点にある標識の画像から調べることが可能です。

google map.JPG

地図は随時更新され新しい情報に変わっていますし、このようなすべての機能を余すことなく利用させていただいても無料じゃないですか。

これはグーグル社のビジネスモデルが今までの常識を覆してしまったからで、この時代的恵沢によって毎年地図購入に3000円近く投資する必要がまったくなくなったわけです。

わざわざ現地に赴かなくてもスマホですべて事前調査が完結してしまう時代。ハイヤーの仕事が本当にやりやすくなったことを実感します。

音声入力も性能向上

最近では、いちいち検索窓に文字を打ち込む必要もなくマイクボタンを押してスマホに語りかけるだけでサクサクと文字が入力されていきます。

そして、その機能はバージョンアップのたびに向上していくことを体感します。
車載されたナビと併用してスマホでも目的地を検索すれば所要時間や複数の経路を即座に検索できますし、最近知った機能で圧巻だったのは、目的地に向かう日付と時間を設定して所要時間を割り出すことが可能になったこと。

使い慣れてくると、指の動きもいっそう滑らかになるから、急な目的地変更でも、ナビをセットするよりも早く対応可能となりました。

もちろんこういった情報をすべて鵜呑みにするわけではありませんが、検索による様々な情報が私に安心感を与えていることは確かです。

ですから、以前にも増して ストレスなく快適に仕事を行えるようになったことで、ハイヤーの仕事は、この情報革命の恩恵を最も多く受けている業種の一つではないだろうかと、最近つくづく感じています。

お客様も自分で確認している

お客様も後部座席でジッとしていません。
スマホやタブレットで道路状況を確認し、到着時間を割り出して、乗務員にお任せするが、でも、一応自分でもしっかり確認しておくといった、そんなお客様も少なからず現れ出しました。

ある時など私がスマホで確認していると、明らかに私と同じアプリを使用しながら

「東名でいきますか?
それとも保土ヶ谷バイパスを使いますか?」

なんて聞いてきたお客様もおられて、時代の波に上手に乗りながら、文明の利器もきちんと使いこなせていないといかんな、そう思わされる場面に出くわしました。

IT化に無頓着なベテラン乗務員さん

ところで、ある仕事で一緒になった大手ハイヤー会社所属のこの道30年ベテラン乗務員さんは、今の時世の変化など一向におかまいなしのマイペースといった感じでした。

一応スマホは持っているんです。
でも、アプリはあっても使いこなせておらず
通話とカメラ機能と、ちょっとした調べものにヤフー検索を使っているだけでした。

アプリがどうだとかって、細かいこと言われてもわかんねえからよぉ

komatta.jpg

苦笑いしかでませんが・・
時代に即して会社が乗務員に求めるスタンダードがあります。

でも、既に長年勤務しているドライバーは、自分を無理に変化させなくても経験値でそれなりにこなせてしまう職種であることは否めません。

ですから、社内における世代間の意識格差はとても大きいものがあります。
ただ、ハイヤーは一匹オオカミ型の仕事ですから、時代に乗るか、それとも現状維持か
つまりは自分の目指すところがどこにあるのか・・にすべてはかかっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてと、あったあった、ありましたよ

地図にWCのマークが公園内に示されています。都内の公衆トイレを見つけるには、まだ道路地図が必要になるんですね。
久しぶりに開いた新宿駅周辺の地図を見ながら車載しておく価値はあると思ったのですが

その瞬間に
いや、まてよ

私はもしやと思って
「公衆トイレ」でアプリ検索をしてみたら
出てきました
その名も「トイレ情報共有マップくん」

トイレ情報共有マップ.JPG

あるんですねぇ・・こんなアプリを開発する人の顔が見たい・・

レビューをいくつか読んで見ましたが、そこそこ悪い評価が少なかったため一応ダウンロードしておきました。東京都内であれば公衆トイレを捜すのに使えるアプリのようです。

そうなると
もうこの道路地図はいよいよお倉入か・・・

 

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道路地図をほとんど使わなくなりました」への5件のフィードバック

  1. アバターnyantama

    カーナビも昔は縮尺を50mとか25mとかにして使っていました。なぜなら、その場所の近辺まではいけてもピンポイントでこの場所というのがわからないから。つまり詳細地図のつもりだったのです。が、ある時役員様から、渋滞状況や道が詰まっていたときに咄嗟に逃げ道を探るときなどには200mくらいの縮尺にしたほうがいいといわれました。
    ああ、なるほどカーナビというのはこういう風にして使うんだというのを知りました。
    以来、カーナビは道路状況の把握をするために使い、目的地が近くなったら縮尺を変えて使う。のを基本にしています。
    アプリを見るときはそれ以上の情報(右折レーンがあるのかないのか、ここの交差点の目印は)を得るときに使います。
    地図そのものは、今は時間があるときに行き先の把握をするときにしかつかわないですね。

  2. アバター東京ハイヤーマン

    なるほどnyantamaさんは道路地図をお使いなんですね。
    私は完全にスマホを手放せなくなってます。もしもの時に備えて地図は車載してますけど。
    検索してパッと見るののに時間がかかるとのことですが、アプリを使い慣れてくるとそうでもないですよ。あまりにサクサク探せるので、ときおり感嘆して一人で声をあげたりして・・
    ただ、これも好き好き。使いやすいものを使う・・これがストレスなくベストでしょう。
    目的地を的確に探し、行き方がわかればよいのですから。

  3. アバターnyantama

    私は昨年、わざわざタクシー近代化センターまでいって、タクシードライバーが持つといわれる地図を買いました。
    けど、あまり細かくないという印象です。7000/1という一派で売られている地図のほうがよっぽど細かいし、ビル名もわかるので便利だと思います。一方通行などの情報はありがたいと思いますが、それくらいかな。
    アプリは確かに写真も出るので便利ですが、検索してパパッと見るには時間がかかります。
    じっくりPCで見るにはOkですが、実際での運用には
    縮尺の小さな地図が一番いいと思います

  4. アバター東京ハイヤーマン

    やっぱりtachibowさんのように情報提供の協力をしてみたいなあという気持ちにさせるアプリは評価が違いますね。
    ほかにもおすすめアプリがあれば是非ご紹介下さい!

  5. アバターtachibow

    私もトイレマップ使っています。
    ポケモンGOじゃないですけど、散歩の時に公衆トイレを探しながら、写真をアップしています。

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