ずいぶん前からですが、会社の業務に関わるすべてのことを自社で行おうとすると、人材、作業効率、あるいはその部署に対する投資等、とかく費用と労力がかかるという理由から、業務委託できる部署は積極的に行っていく企業が増えてきました。いわゆるアウトソーシングです。
例えばコールセンター業務などを中国や東南アジア諸国の企業が請け負うところが増加傾向にあります。
たまたまかけたコールセンターで応対してくれた人が、なんとなく日本語のイントネーションがぎこちないので、聞いてみると外国人だったということも珍しくなくなりました。
それでも、きちんと応対しているのですから驚きでした。現地の日本語を学んだ人たちにとってはとても条件のよい優良な就職先となっているようです。
同様に、会社の車両管理においても、比較的規模の大きい企業なら社長や役員専用車を所有していますが、これも近年、業務委託する会社が増えています。
そこで、どんなメリットが企業側にあるのか考えてみました。