国家を意識する仕事 その1

普段の生活で「国家」を意識することはそう多くありませんね。
あえて意識するのはどんな時かといえば
ニッポンがんばれ!と旗を振り応援するオリンピックや、ワールドカップといった、いわゆる国を挙げて行われるスポーツ競技の時くらいでしょう。

お国の仕事

ところで、ハイヤーの仕事をしていると、時折り、外務省や内閣府などの政府関係から要請を受けることがあります。
そういう仕事に回された時に、一企業の立場から、国家を意識させられるようになります。

こういった類の仕事は数日前から準備に入るため、事前に車両確保の要請がハイヤー会社に入ります。
数台であればだいたい一社で賄えますが、数十台と規模が大きくなると、窓口となった会社が提携している同業他社に協力の要請をして車両を確保します。

国も各省で公用車を持ってはいますが、量的な問題だけでなく車種においても、たとえばワゴンタイプの車をまとまって必要とする場合もでてくるため、民間の会社の協力を要請せざるをえないのです。

政府関係に太いパイプがあるのは、特に日本交通や日の丸リムジンの二社になるのではないでしょうか。
共に半世紀以上の社歴を持っており、経験豊富なことや、車両につけられているロゴマークが日本を象徴したデザインとなっていることもあって、準公用車的な位置を確立し、政府関係のいわゆる「お国の仕事」の窓口になることが多いようです。

日本交通            日の丸リムジン
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ホテル御三家

諸外国首脳を国賓として迎える場合、政府は迎賓館赤坂離宮を使用しますが、ほかにも、東京にあるホテルで、特にホテル御三家といわれる帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ホテルオークラがよく利用されています。

この三つのホテルは、その規模もさることながら、官公庁に近いという地理的利便性もあって、受け入れ態勢がしっかりとれるのですが、我々車両を担当するものから見ても、なんといっても駐車場が広いことで、動員された車両の動きがとりやすく、集結場所として恰好の場所となっています。

ホテル御三家 駐車場収容台数
帝国ホテル東京 1890年開業 425台
ホテルニューオータニ 1964年開業 760台(ザ・メイン470台)
ホテルオークラ東京 1962年開業 580台(本館348台 別館232台)


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