事故に合わない秘訣とは?

事故に合うのは仕方がないと言います。
しかし、ないに越したことはありません。

入社する前に運転記録証明を取らされ、
事故や違反が多い人は基本的に運転手として採用されません。
科学的根拠はないのですが、事故運のある人がいるというのも否定できないと
思います。

事故を引き起こす原因は色々とありますが、その人の性格によるものが最も大きいのではないでしょうか。
「だろう運転」をする人、すなわち、
なんでも楽観的に、こうなるだろう、きっとやってくれるはずだ。と、過信しやすい傾向にある人は
事故にあう確率が高くなります。

逆に「かもしれない運転」をする人は、いわゆる几帳面で、慎重派なので事故の確率が低くなる傾向にあります。
また、心のどこかにスキがあるとき、心配事を抱えている場合などは、
考えが一点に集中するあまり、状況判断が甘くなり、周囲の動きが見えなくなります。
こういう時は事故にあう確率が非常に高くなります。
「ひやり」としたこと。「はっと」したこと。このような経験をすればするほど
やがて事故につながる確率が高くなっていきます。

乗務員として、自分が運転をする時にどういう傾向があるのか
客観的に、冷静に見つめる目を持つことが事故の予防につながるといってよいでしょう。
心のありかたは実に運転を職業にする人にとって大切になってきます。
そのうえで運転技術が生かされてくるのです。

ベテランの乗務員に事故に合わない秘訣とは何か聞いてみました。
答えは
「サンキュウ運転をしないことだな」

さんきゅうとは?
①急発進
②急ブレーキ
③急転回

この三つの「急」を無くすこと、すなわち「サンキュウ」を無くせ!
ということだそうです。

なるほど!しかり!

私は時折運転をしながら
この貴重なアドバイスを思い出します。


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