目 次
夜10時過ぎ
営業所に向かう途中
いつも渋滞して数分またされる交差点
夜10時過ぎてしまうと車も人影もまばら。
右折しようとハンドルを右にきると、私の視界の右方向から歩道を渡る歩行者が現れたので
ゆっくりと停車し、その歩行者がわたりきるのを待って車を進めました。
不覚にも警察に捕まる
すると
後方からパトカーがついてきているのが目に入ったのですが
そこで一瞬低いサイレン音
夜遅いので付近の住民に気遣うような低音でした。
なんだろう
自分に関係ないな
そのまま余裕の走りで車を進めること2秒ほど
すると
マイクで
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
ありゃりゃ・・我が車を呼ぶじゃないですか
その瞬間
先ほど交差点で歩行者が横断歩道を渡る場面がフラッシュバックのごとく
脳裏を駆けていきました。
場所は北参道入口交差点
いつもなら右折時、横断歩道の信号が赤になっているので
人が渡ってくることがなかったのをおぼろげに記憶していて
今日は初めて人が歩道をわってくるのを見て
なんとなく違和感はあったのです。
それにしても、よりによってこういう時に後ろにパトカーがいるのだろうか。
実は この日、車内で3時間以上も待機し、
愛宕グリーンヒルズまでお客様を送ったあとだったんです。
いついになく体の疲れを感じていたので
コンビニにたちよってドリップの100円コーヒーをすすり
一服入れたばかりだったのに・・・
警官とのやり取り
車を止めると
サイドミラーに警官の姿が映ってきたので
パワーウインドを開けました。
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
と警官が質問
ここは毎日帰りに通るんですけど
![ハイヤーマン](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2019/09/cropped-ba912008511-2.jpg)
これは嘘でもなく事実であるので
私は淡々とした口調で答えました。
すると私が言った言葉を反復しながら
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
赤色時に直進方向の↑矢印がでるんですよ。
運転手さんはその時に右折したんです。
でも、私ここ毎日通っているんですよ。
![ハイヤーマン](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2019/09/cropped-ba912008511-2.jpg)
少し語気強めに言ってみました。
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
![ハイヤーマン](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2019/09/cropped-ba912008511-2.jpg)
丁度会食が今日ありまして、お客様を送った後に
帰宅するところでした。
すると警官は
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
私は素直に免許証を差し出すと
それをもって警官は懐中電灯で照らしながら、
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
![ハイヤーマン](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2019/09/cropped-ba912008511-2.jpg)
私がそう答えると
今度は私の運転履歴を調べるためなのか、後ろに止めたパトカーにもどって
なにやら照合作業に入ったようでした
大体職質を受ける時というのは、こちらの話を半分は疑って聞いていることはよくわかってます。
さてと
検挙されると反則金はいくらになるかな・・・
会社に報告して始末書か・・・
そんな思いがあれこれ脳裏に浮かぶのですが
その日は本当に疲れていて、気力が萎えていました。
こういう時には、もう、なるようになれと完全な開き直りモード
約2分くらい時間がたったでしょうか
警官が再び私の車に来ると
![警官](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2022/10/policeman-2756101_1280-300x229.png)
あらまあ…
この対応に驚きつつも
![ハイヤーマン](https://tokyohireman.net/wp-content/uploads/2019/09/cropped-ba912008511-2.jpg)
ありがとうございます。たすかりました。
別に心が動揺したわけではなかったのですが
イエローカードですんだこの事件
おごり高ぶるな、ふんどし締め直せと
仕事の神様が警告を下さったようです。
矢印信号の表示と違う方向に進んだりするのも信号無視
次の日、帰り際、捕まった交差点の信号の変わり方をしっかりと確認しました。
確かにあの警官が指摘した通り
赤色辞に直進の矢印、そのあと青信号に変わる
右折の矢印→が出ない信号だったことを改めて知りました。
普段は車の流れから、交差点で自車が先頭に立つということがほとんどなく
前の車にそのままついていき右折していたため、よくみていなったというのも問題であったのです。
これ、もし切符切られていたら信号無視として反則金9000円 違反点数2点
改めて、今回「指導」で済んだことは不幸中の幸いだったと思います。
見逃してくれた理由を考えてみる
今回どうして私を見逃したのだろうか
色々と考えてみました。
ネットで調べてみても
今回は勘弁してください・・とか。
見逃してください。お願いしますと言った泣き言を垂れて許してくれたケースは見当たらず
逆に誠実に警官の職質に答えて、そのまま放免された例の方が多かった。
交通安全週間だったらもちろんアウトでしょうが
そうでない場合で、ドライバーがうっかりしてといった、明らかに故意でないことが感じられた時に「見逃し」があるようです。
あるいは警官が1人で違反を目撃した場合に、もしそれは見間違いじゃないですかと
違反者から問い詰められたら証拠提示ができず反論の余地がなくなるケースもあるからなのか
勤務交代時間が迫っていて、本人も早く帰りたいと思ったから簡単に済ませたのか
こうすれば、とか、こういえば・・みたいなノウハウはなく、ケースバイケース。
見逃してもらったケースもあるし、問答無用でしっかり切符を切られたケースもある。
今回の私の場合は「ついていた」のだと思います。
ただ、めったにないことであるがゆえに、一事が万事となりかねない。
事故や違反を未然に防ぐためにも、とにかく気をつけるように!という天からの声として素直に受け止めました。
ありがとうございます。