東京ハイヤーマン

 ■ハイヤー業界の話

ハイヤー街道は知っておくべきです

「ハイヤー街道」なるものがあります。そんなネーミング、もちろん地図を探してもありません。もちろんグーグルマップで検索しても、ハイヤー会社が名を連ねるだけでわからないのです。動物たちが通る道がいつしか道となったところを「けものみち」と呼びます...
 ■ハイヤーの仕事

車列 M0TORCADE

政府関係の車列要人の移動の際には、警察、白バイの先導を受けて車列を組んで走行するのですが、これが普段の走行方法とは違っています。事前にどのように走行するのかは、警察やSP(セキュリティーポリス)と打ち合わせをします。交通規制を敷く場合、基本...
 ■日記

目の錯覚

明け方、眠い目をこすりながらハンドルを握っていました。ここは羽田空港から都心へ向かう国道357号ちょうど山手通りとぶつかる交差点で停車していると、目に留まっている車のタイヤの泥除け上につけられたロゴマークが無意識に目に入ってきました。良く見...
 ■失敗から学ぶ

アクシデントは突然に

後部座席のシートベルト着用ハイヤードライバーのみなさん!お客様が乗車されたときアナウンスで、後部座席にいるお客様にシートベルトの着用をお願いしていますか?7年前の道路交通法の改正で、後部座先もシートベルト着用を義務付けられていることはハイヤ...
 ■ハイヤーの仕事

国家を意識する仕事 その3

国の威信をかけた運転?…予定は未定首脳クラスの車両は、ほぼ予定通り事前に計画したスケジュールにそって運行される確率が高いのですが、いっしょに来日した周辺の人たち、たとえば首相夫人や子息たちとなると、突発的イレギュラーな予定変更に見舞われるこ...
 ■ハイヤーの仕事

国家を意識する仕事 その2

国賓来日当日の準備国賓来日当日は、ホテルに集結した車両のチェック(車番、乗務員氏名、携帯番号など)から始まり、警察車両、SP(警護)、外務省担当者、ホテル側の担当者、および、車両関係の窓口担当者が頭を突き合わせて打ち合わせがなされ、その日の...
 ■ハイヤーの仕事

国家を意識する仕事 その1

普段の生活で「国家」を意識することはそう多くありませんね。あえて意識するのはどんな時かといえばニッポンがんばれ!と旗を振り応援するオリンピックや、ワールドカップといった、いわゆる国を挙げて行われるスポーツ競技の時くらいでしょう。お国の仕事と...
 ■サービス

サービスの質・・・ナッツがない

「こんばんは・・ あれ?」店内に人気がない。「あっ、そうか、今日は連休の初日だった・・・」「どうぞ、どうぞ」顔なじみの店員が迎えてくれたものの、店内は閑散としていて、店じまいしたのかと、思わず時計に目を落としました。連休に入ると営業所の近く...
 ■失敗から学ぶ

配車デスクのミス

「もしもし、今、大手町ビルの前に来ております。。どちら側の出口にお付けすればよいでしょうか?」「えっ、なんだって、大手町ビル?」「はい」「おいおい、ちょっとまってよ今まだ会社だよ。大手町ビルは今日いくところ7時に会社の方に車を回すよう頼んだ...
 ■失敗から学ぶ

加齢との闘い

「ちょと運転手さん」「はあ」「今進路変更禁止区域であなたの車は車線変更しましたよ」「ええ??」白バイのサイレンが鳴ったのは気づきましたがまさか自分の車だったなんて・・・「ちょっと車をあちらの端に寄せていただけますか」[[[[[[[[[[[[...